(外出自粛5週間目)
ニューヨーク州ではクオモ知事の命令により3月22日から社会生活がほぼ停止しています
わたしも3月16日を最後に3つ掛け持っていた仕事がすべて休業(うちひとつは即日全員解雇扱い)して以降、外出といえば徒歩圏内の公園かスーパーマーケットに行くのみです。その外出すらも3ー4日に1度に控え、できる限り他人との接触を避ける生活を続けています。
それでもわたしは外出している方かもしれなくて、友人たちとチャットなどしていると2週間に1度食材調達に出るだけだという面々もいるので彼女らと話すたびに危機意識が高められます。
そんな外出自粛生活がはじまってちょうど1ヶ月、マンハッタンからブルックリンへ出かける用事を頼まれました。聞くと、頼んできた相手は2月にすでにコロナウイルスに感染していたということでわたしと会うことに抵抗はないと。となると問題はわたしが安全でいられるか。正直受けるかすごく迷った。しかし頼まれたら放ってはおけない。。
ウイルス感染を避けるために交通機関は使わず街中シェア自転車のCiti Bikeを利用し1時間掛けて行くつもりでOKしましたが、出発が遅れて恐る恐る地下鉄でいくはめに。。。手すりなど一切触れないように、背もたれにもたれかからないように、マスクをせず会話している人がいたら相手を逆撫でしないようにそっと離れて、電車を降りたらかばんに詰めてきた除菌ワイプで自分の身を除菌する、という命がけさながらの地下鉄乗車になりました。
無事に用事を済ませたあと、まだ昼間なのでこんどこそ地下鉄を避けて帰ることにしました。ブルックリン橋を歩いて渡ったときの、いままでに見たことのない人の少なさに改めて不気味な世の中を感じました。ウイルスに感染していませんように。。。
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