Ultherapy
思い立ってメディカルスパでウルセラピー(Ultherapy)を受けてきた
施術前にYouTube動画をたくさん見たけど、実際にはその上を行く体験だった。
食事中これでもかというほどよく噛むわたしは咀嚼筋がよく発達している。四角いエラをなんとかしたいと思ってエラボトックスをするタイミングをずっと見計らっていたところ、たまたま行ったマッサージスパに併設する医療スパでボトックスのクイックカウンセリングを受け、さらに数か月後にたまたま同店でウルセラピーのプロモーションが始まったので、まずはウルセラピーで顔全体を引き締めてみることにした
ウルセラピーの噂は最近になって聞いていて、予約をしてからYouTubeで体験者の動画を見あさって期待がどんどん膨らんだ。動画を見る限りそこそこ痛みが伴う施術で、麻酔で完全に眠らすクリニック、笑気ガスを使うクリニック、麻酔クリームを使うクリニックなどがあり、あとは施術前に鎮痛剤の服用もすすめられていた。ひとつYouTubeを見て気づいたことは、日本人は「思ったより痛くなかった」「全然平気」という感想が多く、外国人は声を大にして痛さを伝える人が少なくなかった印象。
ふと、ガマンが美徳な国民性かなぁと思ってしまった。
当日
そうして下調べを重ね施術当日、スパからは何も言われてなかったけど予約1時間前にイブプロフェン800mgを飲んで行った。施術担当は看護師資格のあるエステティシャン。施術の説明をひととおり受ける。わたしが一番気になっているのはエラだからいずれボトックスするつもり、というと彼女も、そうね、まだたるみも二重あごもないからウルセラピーで大きな変化はないと思う、ということで確認したうえで施術に合意。そこではじめて鎮痛剤を提供された。飲用済みだったので断ったけど、こんな直前に飲んで効くの?
施術の流れは多くのYouTubeで見ていたので不安はなく、とりあえず麻酔クリームもなしでやってみよう、ということで始まった。
拷問
ここから約2時間、本当に、本当にずっと痛かった
もちろん痛くないところもあったけど、基本的にずっとピンポイントでやけどしそうな熱を当てられ続ける感じで1ショットずつ皮膚の下にビリビリ感じた。特に痛かったのが顎裏(2重あごができることろ)と上唇の上。顎裏はどうしても接地面が取りにくいのか、ほぼ同じポイントに何回も当てられてどんどん痛みが増していき、実際やけどしてると思った。そして上唇と鼻の間。ここはピンセットで産毛を抜いても涙が出るところ。我慢する間もなくとめどなく涙がこぼれて痛みに悶えながら自分でもちょっと面白かった。さすがに施術者もOh My Godとか言ったけど、あともう少しだから、と容赦なく続けていった。それでこそプロ。
こうして全700ショット額から顎までウルセラピーして、最後にクールダウンを兼ねてクールジェルパックで締める、という流れで終了した。
2週間経過
効果のほどは1か月は経たないとわからないということで置いといて、ダウンタイムの定義自体がよくわからなけど、多少ダメージを受けた。一部みみず腫れのようなラインがうっすらできたし(写真)、翌日には眉尻近くの皮膚がくぼんで一日でもとに戻った(写真)。とにかく5日ぐらい顔全体むくんで皮膚の下に水ぶくれができている感覚だったし、鈍い痛みと部分的なピリピリした痺れが1週間は続いた。きょうで2週間経ったが、まだ咬筋と顎裏の一部は押すと打ち身のような痛みが若干残ってる。傷ができたりしたわけではなく日常に影響はないけれど、目に見えないダメージはしばらくあった。
おわり
そんなこんななウルセラピー体験記。安くはないサービスだけど、1年に1回程度受けて肌の弾力が保てると思えば、この痛みも忘れてまた来年の受けるかもしれない。まずは経過に期待をしてます
ウルセラピー全顔 施術料金
ほぼ2,000ドル(チップ込み)
これは値引き後の価格。日本のほうが安そうなので、パンデミックが終わって日本に帰れるようになれば日本でやるほうが絶対お得だと思う。
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