CUNY編入前に知っておきたかったこと – 2022年 Fall Semester@Baruch College

約7年の留学生生活から抜け出しグリーンカードを取得した私は、せっかくコミカレで取得した単位を活用しようと、2022年の秋セメスターからCUNY(25校からなるニューヨーク市立大学群の総称)の4年制大学に編入した。

 

なぜ留学生の間にCUNYへ行かなかったのかというと、公立校なだけあってニューヨーク州の居住者にはめちゃくちゃaffordableだが州外や海外からの学生には倍以上の学費がかかり単純にお金がなくて行けなかった。

 

ちなみに2022-2023年度の学費はそれぞれ次のとおり(12単位以上のフルタイム学生)

New York State Resident $6,930 per year
Out of State Resident $18,600 per year

 

わたしはOPTで過去2年にまたがって税金を払っていたので【過去12か月のNY州居住】という条件をクリアし、2022年3月に永住権取得して早々に居住者向けの学費でCUNYへ通えるようになった。

 

編入単位

留学生の間にCUNYではない私立の短大でビジネス学位(associate degree)70単位を取得したわたしは、あと2年ぐらい通えば学士号が取得できると単純に考えていた。しかし私が通うことにしたBaruch College(CUNY25校の一つ)は70単位中45単位しか受理しなかった。大誤算。卒業に必要なのは124単位なので、あと80単位近く取得しなければいけない。仕事をしながらフルタイム12単位を続けたとしても3年か。。。と思ったより長期戦になることに戸惑った。まだ戸惑ってる。

 

ここでひとつ疑問に思っているのが、もしBaruch以外の学校へ編入していたらもしかしてもっと多くの単位が受理されたのか、ということ。受理する単位は編入先の学校によるので、もしもほかにも合格していたHunter CollegeやCity College of New Yorkにも手付金を支払っておけばそれぞれ何単位受理されるか査定されたかもしれない。もしほかの大学がより多くの単位を受理するのであれば、そちらにまず編入して1セメスター以上過ごしてからBaruchに移っても全然遅くなかった。というのもどこのCUNYであれ最初に編入した学校の査定が今後CUNY内でずっと引き継がれる。BaruchはCUNYの中でもランクの高い学校で、短大で取得した数学やアカウンティングの単位がいくつか却下されてしまった。

 

数学 Immersive Course

Baruch Collegeはビジネスコースに強いことで有名で、よって基礎となる数学の単位を取ることが必須になっている。短大で取得した数学単位を却下されたわたしは一番下の授業から取り直すことになった。それだけならまだしも数学の必修2クラスに限り週4日のスケジュールで社会人にはきつい!この一番基礎の数学クラス、実は編入した秋セメスターが始まる前の夏の間に集中コース(Summer Immersive なんちゃら)を取りませんかという招待をメールで何度か受け取っていた。入学前の私にはいまいち意味がわからなかったし、それこそ週4日か5日か毎日3時間ぐらいの集中授業で絶対ムリと思った記憶がある。ただ、夏季に5週間集中して受けるほうが通常セメスターに15週間だらだら受けるより生活への影響が少なかったかもと後になって思った。なので、もしCUNYに編入する際にこういった特別コースへのinvitationを受けた時にはぜひよく検討するといいと思う。秋にCollege Algebra、そして春にpre calculusの必修授業のため週4日通うのは地味につらかった

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