20年ぶりにホルモン避妊を完全にやめた

このたび42歳を目前にしてIUD(避妊リング)を抜去した。

初めて装着したのが2017年、一度取り替えたのが2023年(*)、総じて約8年とってもお世話になった。装着した時の痛みは本当に耐えがたかった。というか気を失いかけたけど、それからというもの私の場合は完全に生理がなくなり生活が本当に楽になったし、生理用品もいらないのでお金の節約にもなった。当然避妊もパーフェクトだった。でもその快適さを手放すタイミングを逃し続けて、若いころから当然のように描いていた将来の家族像を完全に曇らせてしまった。

そのうえ、付き合っていた彼に「そろそろIUDやめようかな」と話すとあまりいい顔をされない。

私が、私の体を守るために着けてるんだからあんたが嫌がる権利はない!

とか、

避妊ならほかの方法あるだろー!

とか、言えなかったけどいろいろむかついた末に結局別れた

こんな悲しいやりとりを今後またするのはごめんだし、そもそもタイトルの通り20年間ホルモン避妊を続けた私は自分の子宮の実力をまったく知らない。年齢的にチャンスが僅かなのはわかっているけど、まずはIUDをやめて自然の状態に戻すことにした。

 

いままで長年Planned Parenthoodで定期健診含めお世話になっていたけど、会社の保険に入ってからMount Sinaiの婦人科へ通い始めたので、IUDの抜去もそこで行った。初回の装着とは打って変わり、めちゃくちゃ簡単で痛みもない作業だった。いつから生理が始まるかは誰にもわからない。低用量ピルからIUDに切り替えた2017年以来の生理に超びびっているけど、世の中の大半の女性はうまく付き合っているわけで、わたしもなんとかなるはず。と言い聞かせている。気分や体型そして性欲など、どんな変化がでるのか不安と期待でいっぱい。でも、無理だとおもったらまたIUDを入れればいいのでと言い聞かせている状態。

 

IUDを取る日、診察を待っている間にふと気づいた。はじめて避妊用の低用量ピルを飲み始めたのが2005年2月だったのでちょうどぴったり20年。いいタイミングだったんじゃないかと思う。

 

8年ぶりに生理を迎えるにあたって今どきの生理事情をYouTubeで調べたわたし。前に使っていたタンポンに替えてmenstrual disc(月経ディスク)を試すことにしたので次回はそのおはなし

 

 

(*)IUDの交換は、初回の装着とは違いあっけないほど簡単で痛みがないので、交換にびびっている人(あの頃のわたし)は安心して大丈夫

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