ジュースクレンズを6日間試して後悔したはなし

断食 酵素断食 ファスティング クレンジング

健康志向な人たちなら試したこともあるかもしれません

流行りの断食/クレンジング

ときどき肌のかゆくなる私は、もう何年も前から「身体をリセットする」的なことが謳われる断食に興味を持っていました。よく言われるメリットとしては、一定の期間断食をすることで消化器官を完全にからっぽにし、さらに体内の脂肪層などに蓄積されたアレルギー反応(かゆみなど)を引き起こす毒素を排出する効果がある、とかなんとか。

とはいえ一般に生活していると完全に断食することは鬼のような意志を要するし、断食合宿的なものに入るにも時間の余裕がない、ということで、わたしは1年ちょっと前(おそらく2019年春ごろ)、流行に遅れてジュースクレンズを行いました。

 

それというのも、その頃よくユーチューブのおすすめ動画に酵素断食があがってきていて、これならできるんじゃないか、と思ったところから酵素ドリンクはないけどニューヨークの街中に沢山あるコールドプレスジュースで代用しようと至ったのです

 

わたしが利用したのは流行りの最先端・西海岸発のPressed Juicery

Pressed Juiceryではジュースクレンズ用セットが組まれていて、1日6本/30ドル程度で購入できます。基本の3セットはおそらく「フルーティー」+高カロリー ~ 「青臭い」+低カロリーを段階的に組んでいたと思うけど、実際の購入では自分の好みのジュースを選べるようになっています

 

と前置きが長くなりましたが、、、

タイトルにあるとおり結論としてはジュースクレンズは『まやかしでした!!

 

ジュースクレンズをやってみた結果

そもそも飲み物を摂取する時点で断食ではない、というまっとうな意見はさておき、ジュースクレンズが健康的というイメージは完全なるまやかしでした。

 

それというのもジュースクレンズでは450mlのジュース6本で一日たしか1200kcal前後のほぼ糖質だけを毎日(わたしの場合6日間)摂取し、エネルギーは足りても筋肉や細胞を修復するたんぱく質が足りない状態がつづく。つまり水断食みたいに完全に消化器を休めるわけでもなく、かといってバランスの取れた健康食を摂取するわけでもなく、ただ糖質過多へまっしぐらなのがジュースクレンズだったのです。

それに気づいたきっかけがあって、クレンズ中のある日、ニューヨークの長い地下鉄のエスカレーターが故障で止まっていて歩いて登った(←アメリカあるある)ところ、明らかに腿とお尻に力が入らなかったのです。これはやばい、筋肉が落ちているかも!と思い色々調べなおした結果、まやかしから目が覚め翌日にはジュースを飲むのをやめました。

6日間続けた結果としても、大量のジュースを飲むため特に空腹感や辛さはなく、エスカレーターでの気づきがなければきっとさらに数日いけたと思う反面、身体へのポジティブな作用もこれといって感じられず、一年たった今も肌はかゆい時はかゆいので、筋肉が落ちたぶん総合的にはマイナスだったと思っています

 

上記の通り、ジュースクレンズは完全な”まやかし”だという結論に至りましたが、ひとつ大きな気付きもありました

それは私たちが毎日いかに多くの時間を食事に割いているかということ

朝昼晩、食事をする時間だけでなく、何を食べようか、と考えたりスーパーに立ち寄る時間がなくなることで特に夜、家に帰ってからの時間がとても長く感じ有意義でした。

 

今後もしまた挑戦するなら超短期の水断食、
でも基本は栄養バランスの取れた食事を大事にしたいと思っています

 

飲み干したジュースボトル

 

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