20代前半から低用量ピルを飲み続けていたわたしが最初にIUDを知ったのは一年前。日本で処方してもらっていたピルの手持ちが無くなったのを機に、こちら(アメリカ)の産婦人科で処方してもらおうとクリニックを訪れた時のことでした。アメリカでは女性も自分のために避妊策を取ることが珍しくなく、あらゆる避妊メソッドがクリニックで紹介されています。
年齢的なこともあり長年飲み続けているピルに不安を覚えつつあったのでその時にIUDへ変えようと思ったものの、ネットや友人の話から腰が引けてその時はピルを継続することにしました。だって、痛みや不正出血が数ヶ月続くなんて言われたら耐える自信がない。。
それから一年。
また処方箋更新の時期が来たタイミングで、たまたま友人がIUDを入れていることが判明しました。彼女はすごく快適だと絶賛していたのでそれを聞いて思いきってやってみることにしました。
最初のクリニックの予約ではIUDの相談をし、後日に挿入処置の予約。
そんな流れかと思い気軽にクリニックに行ったその日に「今日やる?」と聞かれ
「え、、、やる」とそのまま挿入してもらうことに。
わたしはアメリカでメジャーなミレーナというブランドのIUDを装着することになりました。最初から予定していればあらかじめ痛み止めを飲むことを勧められるようだけど、「必要になったら後で飲めばいいわ」といわれ手際よくチャチャッと準備を終え、いざ挿入。
これ、、、、、、
ちょーーーーーーーー痛いっす
処置後しばらく立てず、
その後気絶しそうになりました。これ本当に。
未経産なわたしの、いままで開かれたことのなかった奥の奥までグイグイ広げ、鈍痛が増すなかドクターに促されてヒーフーヒーフー深呼吸しながら、最後にバチンっとミレーナが装着されたときに思わず
Aw!!!! (ぎゃあっっ)
とそこそこ大きい声をあげました
わたし割と我慢強いと思ってたのに。
そのあとはずーっとジンジンジンジン下腹部が痛い。
先生が「少しそのまま休む?」「痛み止め飲む?」と聞いてくれたので休ませてもらい、イブプロフェン1錠もらいました。
でもあんまり長く寝てるのも悪い気がする。。
金曜だしそろそろクローズの時間だろうし。。。
と思って痛みを我慢し服を着て先生にサンキューと言ってロビーへ行くも、やっぱり無理、ととりあえず椅子に座ったら一気に血圧が下がるあの感じに襲われトイレに駆け込む。
横になりたいけど、でも長居はできないだろうし(でもあとで冷静に考えて、事情を話せば休ませてくれたと思いますが)、、、と考えながら吐き気と立ちくらみが和らいだところでイチかバチかUberを呼んで家に着くまでクルマの中で横になろうと決意。
クルマの中で吐いたらどうしようとハラハラ。。。
この日ほどUberの存在に感謝したことはないぐらい助かった。。
部屋についたら即現実逃避=寝る
それでも痛みで30分おきぐらいに目を覚ましながら3時間ぐらい寝たところで吐き気も落ち着き、お粥っぽいもの食べてテレビ見て、ってしていると割と平気になってきたのが挿入6時間後ぐらい
そんなこんなで、次の日は仕事できるのかどうか、、と不安に駆られながらとりあえず初日は就寝しました。
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わたしは婦人科に関しては非営利医療機関のPlanned Parenthoodを利用しています。収入や立場に関係なくあらゆる女性にひらかれた医療団体です
(これは治療当時アメブロに残していた記録を引っ越したものです)
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