アメリカF1学生から雇用永住権10.ステップ2 RFEだ!

(永住権9はこちら

Be on top of it!

I-140とI-485をconcurrent filingで同時に提出してからおよそ1か月半、指紋採取も終わり何事もなければあとはグリーンカード承認の知らせを待つだけと思っていたけれど、やってきた、RFERequest for Evidence略してRFEと呼ばれるものはいわゆる追加資料請求で、当初の書類に不備不足がある場合にUSCISから連絡が来る。受け取らないのが一番いいけど、受け取ったということはUSCISが自分の書類に目を通しているということでいいサインでもある。

問題は、今回受け取ったRFEがI-140に対するものだったということ。I-140は申請者が雇用主でありRFEも会社と弁護士のもとへ送られるため私には知らされない。わたしが知ったのは会社の担当者とたまたま別件で電話していた時。なんとその時点で発行日付(8月末)から1か月!も経っていたではないか!放置していた会社も会社だが、代理人として同様の連絡を受けているはずの弁護士は何をしているのか。早速弁護士へ電話したら弁護士も驚いていた。まったく。RFEには締切があるので迅速な対応が絶対なのに。ただRFEの内容自体は深刻なものではなく、わたしの日本の学歴証明が不足していたようなので改めて専門業者を介し再検証の証明もつけて送りなおすということで、今朝そのパッケージがUSCISへ届いたと弁護士から知らせが来た。

 

日常生活でもなにか手続きや申請をするときによく友人にYou have to be on top of that/themとか言われるけれど、本当に海外生活では常に必要だと実感した。受け身じゃなく常に自分で状況をコントロールする、という意味だと思うんだけど、一度頼んだから大丈夫だろうと任せっきりにした結果何か問題が起きても自分が損を被るだけであると痛感。他人をアテにするのはとっても危険。日本人としては「何度も問い合わせたら邪魔しちゃうかな」とか思って遠慮しがちだけど、その遠慮はただ単に緊急性がないと取られて終わる。8月にI-140とI-485の書類が手つかずで放置されたことも、今回のRFEも、自分から積極的に係わっていかないと誰も動かないなと改めて学んでる。

そんなこんなでまた1か月ロスしてしまった。
その間にわたしが密かに期待していた9月が終わり、米政府は新しい会計年度入った。これがなにを意味するか?(ただの余談)2020年度中、米移民局はパンデミック下でGC申請の処理が大幅に遅れ、当年度のGC発行枠が大幅に余っていた。一方で膨大なbacklogにより10年以上処理が保留されている例えば多くのインド国籍の移民希望者はただただ順番が来ることを待っている。そこで年度末までにできる限り当年GC発行数を使い切ろうと、夏ごろからUSCISに発破がかかっていたのでした。わたしもあわよくばこれに便乗して9月末までに承認されるんじゃないかと淡い期待を抱いていたけど、その期待はあっさり砕け、新年度に入った米政府機関はまた通常モードでマイペースにたんたんと処理するんだろうと想像してる。よって私もまた数か月待つことになるでしょう。
(結局80,000ほどのGC枠が使い切れず無効になったとのこと)

と、こんなこと調べてる間に弁護士に逐一状況確認していれば無駄に時間ロスしてなかったんだよワタシ!

*一連のタイムライン*
8/20  書類受理
8/30  RFE発行日付
10/1  RFE存在発覚
10/4  弁護士と電話ー追加書類メール送信
同日夕、弁護士から対応報告
10/12弁護士からUSCISへ書類提出の報告

 

つづく

***

雇用ベースの永住権申請のステップ
ステップ1 PERM Labor Certificationの取得 ー 労働局 ← クリア!
ステップ2 I-140 雇用主の審査ー移民局 ← いまここ
ステップ3 I-485 申請者の審査ー移民局 ← いまここ
(I-140とI485はConcurrent Filingで同時提出)

 

※わたしは専門家ではなく、記載事項は個人的な理解に基づきます。ご了承ください

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